募集中だったシャビィくんですが
ご飯の時でもない時によだれを垂らすようになり
数日前より
ご飯のとき、傷みから、泣くようになりました
ほっぺが片側腫れ、痛みから口は5センチほどしかあけられません
ふやかしたフードでさえ、痛みから、泣きながら食べています
口の中を見ようにも貝のように閉ざしてみせてくれません
病院に行き、細胞針をしました
異常はみられないとの事で、抗生剤と消炎鎮痛剤が出て様子をみていましたが、腫れはひかず。痛みもひかず。
食欲はあるのですが、とにかく、痛そう。
これはおかしいと、昨日再度かかりつけの病院へ。
あいかわらず、口の中はあまり見せてくれず、痛みから5センチほどしかあけられなかったのですが
先生いわく、
あまりよくないものだろうとの診断でした。
お預かりさんも私も、頭が真っ白
ジャスパーの時の事が、走馬灯の様に思い出されて、体が震えました。
先生に紹介状を書いてもらい、大学病院へ行くことに。
もう予約受付の時間は終わっていて、土日は大学病院はお休みなので、月曜日お電話してもらうことに。
でももう12月
大学病院は、ただでさえも、予約がとりにくい。
そして年末ということもあり、、、いつ予約がとれるか分からない
先生も沢山知恵をしぼってくださり、
大学病院の予約がいつ取れるか、まだ電話してみないと分からないけど
たとえ、2週間後とれたとしても
それまでに、衰弱してしまう
もっと痛みが増せば、ご飯はおろか、水も飲めなくなってしまう。
今のまま、大学病院の受診日を待つのは、本犬的にもつらいし、
できる事から、やって、可能性を探りましょうということになりました
先生が疑っているのは
1 腫瘍
2 咀嚼筋炎
あまり聞き慣れない病気ですよね。
咀嚼筋に炎症が起る疾患で、炎症の原因として、自分の組織を抗原として体が抗体を作り、自分の組織を攻撃してしまう自己免疫性疾患だと考えられています。はっきりとした原因はいまだにわかっていません。ウィルスの咀嚼筋への感染も原因の一つとして考えられています。
症状としては
急性と慢性の場合があり、急性期では咀嚼筋を構成する側頭筋、咬筋の痛みを伴う腫脹と重度の萎縮があり、食べるのを嫌がります。また、発熱や多量の流涎がみられたり、痛みのため口を開けることに抵抗したりすることがあります。慢性期では筋肉が重度に萎縮した結果、眼が落ち窪んで見えるようになったり、開口が困難となり食べ物を取ることが難しくなったりします。
開口が困難になれば、流動食になります
調べ方としては、腫瘍の場合、CTかMRIをとり、状態を把握。
その上で、手術にふみきるのかどうかを検討
腫瘍だった場合、その腫瘍が悪性か、良性かは、腫瘍を取り除き、病理検査に出さないと、100パーセントとはいえない
咀嚼筋炎だった場合
治療としては、ステロイドホルモンを使う
微量のものから使い、1~3日、長くても3~1週間もすれば、腫れは引く
検査としては、抗体価検査がある
私達LPは、
今までもそうでしたが、今もそしてこれからも、
助けた子には、他の家庭犬の子と同じように、必要な検査、治療、手術は、受けさせてあげたいと思っています
助けられる頭数は少ないけれど
どの子にも必要な事は全てしてあげたい
というわけで
今日は血液検査と、抗体価検査をしました
抗体価検査は、アメリカに送り1~2週間で結果がでます
今は何よりも、痛みをとってあげることを優先に、考えています
痛みから、泣きながら食べているシャビイくん
ガリガリなのに
食べたいのに
痛まない方をつかってうまく食べるんです
食べるのが大好きなラブが食べたいのに食べられない姿ってほんとに見ていて辛いです
センターから出てきてこの1ヶ月
沢山ご飯をもらっていたのに、それでも3キロも減ってしまいました
今は25キロしかありません
体の大きなスタンダードなラブくんなのに。
シャビィくん、今日から、火曜日くらいまで、入院です
診断がつくまでは、出来る限り痛みをとって、体力をこれ以上落とさないようにしてあげたいと思っています
シャビイくん、頑張っています
お預かりさんもお仕事をしながら合間をぬって、頑張ってくれています。
ホントは今日お見合いだったのですが
こんな状態なので、お話は白紙になりました
しばらく、治療に専念し、
保護中とさせていただきます
もし腫瘍でなくって
咀嚼筋炎だった場合、ステロイド治療により、完治する場合もあるので
内臓の数値などを見ながら、ステロイドの量を調整しながら、少しずつやめていく方向で治療を始めます。
また腫瘍だった場合も含めて
対応していこうと思っています
幸い、顔がはれているわりには、リンパはそんなに腫れていないんです
ジャスパーのときは、あっという間に、リンパに転移し、リンパも腫れましたし、足とかのむくみもすごかったので、、、、、
シャビィくんの強運にかけたいと思っています
今日病院で。
痛みからほとんど口をとざしている写真ばかりだったのですが
その中から笑っているシャビイくんを
シャビイくん、頑張りますので
応援してください
助けた子がみんな、幸せな家庭にいけるとは限らないけれど
1匹でも多くの命を助けてあげたいとは常々思っているし
助けられた子は、なるべく1匹でも多く幸せなおうちへいけるように、頑張っているけれど
それでも
夢なかばで、倒れてしまう子もいる
運命といえばそれまでなのかもしれない
でも
もうひとりじゃないから。
みんなついているから。
なるべく痛い思いをしなくていいように
不安な思いをしなくていいように
怖い思いをしなくていいように
してあげたいと思っています。