外飼いだったのでしょう
冬が過ぎ暖かくなると
アンダーコートが毎日ごっそり抜けました
毎日毎日
小型犬が出来るほどの抜け毛
ブラッシングを繰り返すこと2ヶ月
つやつやのハッシュに変身していきました
その頃大分私に心開いてきたハッシュですが
人間の手は優しいと教えるために
毎日の散歩にこんなものをつけて出かけました
子供たちの登下校時間に合わせてのお散歩
パトロール犬ハッシュの誕生です
校門の前で子供たちが出てくるのを待つハッシュ
こうして沢山のお友達が出来ました
そして道で会う子供たちにナデナデされて
桜の咲く頃になると
笑うようになりました
引き出しから3ヶ月たっても
少しもコマンドが入りません
初めは小さな疑問でしたが
だんだんと確信となりました
ハッシュは耳が聞えないのです
それが確信に変ってから
ハッシュへの対応が変わりました
目を見て
必ず目を見ながらコマンドを出します
良しも!待て!も
ゆっくりと唇の動きと
手の動作を一緒にして・・・・
するとビックリするほどコマンドが入りました
今まで教わってこなかっただけです
耳が聞えないことを人間が知らなかっただけです
今は散歩中信号待ちでもちゃんとオスワリ
おやつの待てもほぼ完璧
おいで!!は必ずハッシュの視線に入るよう
手招きします
走って戻ってくるハッシュです
耳が聞えなかったんだね
知らなくてごめんね
ハッシュは犬が苦手です
耳が聞えないから
突然うしろから目線に入ると
ビックリしてしまう
その前に先制攻撃・・・・
ハッシュに悪気はないとは思うけど
やられたほうはかなわないよね
だからハッシュは1頭で飼わたほうがいいと思う
散歩の引きもないから
お年寄りでも平気
だけど咬んだ事実は変らない
万が一のこともあるから
子供さんのいらっしゃるおうちはご遠慮したい
ユキオ君のママにもいっぱいいい子してもらって
ハッシュの良さは会って見ないとわからないと言われた
オフ会でも
ハッシュの変化はメンバーからもお墨付き
問題犬を作ったのは人間です
可愛いから
ラブは盲導犬だから大人しい
そんなイメージで購入し
仔犬の頃は躾もせずちやほや
そして手に負えなかったら放置
でもハッシュはまだ捨てられたから
LPの保護犬になったから
救われた
あのまま飼い殺しになってたら・・・
でも今のままじゃまだ幸せじゃない
本当の家族が出来ないと
ハッシュの幸せはない
耳の聞えない障害も
食べ物に執着するトラウマも
咬んだ事実も
全て包み隠さずお話しました
それを受け入れてハッシュを迎えてくださる里親様
絶賛募集中です
甘えん坊だねぇ~